エンジニアの離職率は、令和3年の統計によると5.0%となっています。
これは他の職種に比べると低めの数字です。
そんな離職率が低いエンジニアでも、さまざまな理由で仕事を辞めたいと考えることもあるでしょう。
理由の一つとしては、給料面での不満が挙げられます。
エンジニアはスキルや経験があれば、年齢が低くても高収入を望める仕事です。
そのため、自分の持つ能力に比べて給料が低いのではないかと考えて、他社に転職して年収アップを狙う人も珍しくありません。
職場の効率の悪さに疲れ、辞めたいと感じるエンジニアもいるのが実情です。
プロジェクトは多くの場合、複数のエンジニアがチームを組んで進めます。
他メンバーとの連携がうまく取れないと、思うように自分の仕事を進めることはできません。
大抵、チームリーダーの統率力が低い、チーム内の人材の能力のばらつきが多いなどが原因です。
その他、職場の雰囲気や人間関係が悪いことを理由に挙げるケースもよくあります。
IT企業はそれぞれの企業でかなり社風が違うものです。
穏やかな雰囲気で自由に仕事ができるところもあれば、経営陣の個性が強く出て体育会系のところもあるでしょう。
自分に合っていない雰囲気だと、精神的なストレスが蓄積されていくものです。
人間関係も職場の雰囲気に影響し、一緒に仕事を続けるのがきつくなってしまうこともあります。
こうした状況では、転職したいという気持ちが高まるのも不思議ではないでしょう。
エンジニアが辞めたい理由について、詳細を読んでみるとより共感できるかもしれません。